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反り腰と骨格と筋肉の関係

そり腰とは骨盤が前に倒れた状態で名前のとおり腰が反った状態を言います。
目安としては壁に背中を付けて、壁と腰の間の隙間に手のひらを開いて入れるとちょうどいい空間の人は骨盤がまっすぐ立っている状態です。(筋肉や脂肪の量によってそうならない方もいます)
隙間がない人は猫背気味。
手をグーにした状態で隙間に入る人は反り腰です。

反り腰は腹筋、腸骨筋・大腰筋(合わせて腸腰筋と言われます)、臀筋、起立筋、僧帽筋などの影響で腰方形筋、広背筋などが必要以上に力んでいる状態です。

デスクワークや車の運転などで骨盤全面から大腿骨にかけて付いている腸腰筋が緊張し骨盤を座位に適した角度に起こします。

立ち上がったときに、伸びきれない腸腰筋を殿筋群の力で骨盤の後ろから大腿骨の背面を真っ直ぐにしようとすることにより、臀筋に引っ張られた腰部の筋肉が臀筋の補助をするように働き、腰部の筋肉も緊張状態になります。

臀部の筋肉と大腿部の筋肉は人体の中でも50〜60%を占める大きな筋肉なので、上半身も保持しながら臀筋に負けないように頑張る腰部の筋肉は緊張状態を続けることになり、腰が反っていきます。(中間管理職っぽい(¯―¯٥))

日本人は他の国の人に比べて座位の時間が長いそうなので、腸腰筋を伸ばすストレッチなどを行うと、腰に優しい生活が送れます。