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背骨の気持ち②

2、前後の湾曲ができるまで

背骨は生まれた時は『ノ』の字のように、後に湾曲しているだけです。その状態から、生後4ヶ月くらいの首が座る頃になると首が前に湾曲します。その後立って歩けるようになると腰が前側に湾曲します。これで背骨の湾曲が完成します。難しく言うと『生理的湾曲』ができた状態で、これにより縦方向の重みや衝撃を和らげる状態になります。

ストレートネックはこの最初にできた前方への湾曲がなくなる状態で、3か所の湾曲が2か所に減り、縦方向の強度が3か所の時の半分になる状態です。

猫背は生まれた時からある湾曲が大きくなる状態で背中の筋肉にハリや痛みのある人は気をつけましょう。反り腰は腰の前側の湾曲が大きくなる状態です。女の人でウエストとヒップのサイズ差が30センチ以上ある人はその可能性が高いです。(腰から下はグラマーな外見になります)

湾曲が大きいとその場所に縦方向のクッション作用の負荷が大きくなり、筋肉のはりに繋がります。

どの症状も、ひどくなると肩、首、背中に腰と背骨周囲の筋肉が全体的に辛くなります。

『そうかもしれないな・・・』と心当たりのある人は、一度ご来店ください。